フィーチャーゲストのご紹介
株式会社ファストコムホールディングス
小林栄治様
「自分自身の色や個性を大切に。」
「会社は、一人ひとりの人生を豊かにする団体だと思っています。」
小林さんへのインタビューでよく出てきたキーワードは「好きなこと」、「人生」、「個性」、「夢」。何かに挑戦したいと思う人にとって、抱いている夢を叶えていける場所やそれを実現していける仲間の存在が会社だったら…?「こんな環境でビジョンを実現させてみたい!」と思うような、どこか前向きな気持ちになるような、小林さんが語る想いや企業としての取り組みは、これまでの経験や結果に基づいていて、本質的で一貫性がある。
小林さんは、会社で働くスタッフに対して、企業は企業の色で染めていくのではなく、一人ひとりのカラーを拡張させていくという風に思っている。人生の主役はその本人だからこそ、自身が常にそうでありたいと考える。
そんな思考を形成したのは、小林さんが幼少期に取り組んでいたスポーツとご家族の存在が大きい。何かの物事をやり遂げるという成功経験をしたのは、北京オリンピックで競技の種目入りをしたBMXレース。小林さんのお兄さんの友人がしていたのをきっかけにお兄さんが始められた。お兄さんや彼の友人がレースをしている姿を見て、やりたいと思ったのが始まり。
小学生になる前からスタートし、BMXレースは小林さんのご家族にとってのファミリースポーツになった。練習ができる場所まで連れて行ってくれたり、自転車のメンテナンスをしてくれたりとご両親の積極的なサポートもあり、どんどんと素晴らしい功績を残し、日本1位も獲得。迎えた北京オリンピックで、小林さんが日本代表の選手として出場していてもおかしくなかっただろう。
ところが、中学生の時にクラッシュで膝を痛めてしまい、選手を引退することとなってしまった。ただ、「とにかく1位になりたい!」という目標に向かって、家族が一丸となって全力を注ぎ、この経験を通じて小林さんはチーム感を学んだ。
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