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車椅子カバーで人と人を繋ぐ

フィーチャーゲストのご紹介

介護福祉士、ブランドプロデューサー

谷口友菜様

車椅子カバーは、その日に着る服に合わせてコーディネートができ、介護士と利用者さんとのコミュニケーションのツールになる。外出するのが億劫になりがちな、高齢の方や車椅子を必要とする方が、「誰かに見せたい!」、「外に行ってみよう!」という気持ちになってもらえれば、とこれまでになかった可愛い福祉用具としての導入を進める。

谷口さんは、今やっと社会のことを考えたり、自分以外のことに目を向ける余裕が出てきたという。男の子2人の子育てでとてもバタバタしていた専業主婦の20代を振り返る。

年子の息子さんは現在高校生。進路を考える時期になり、まだやりたいことが見つかっていない息子さんに対して、今回のブランドの立ち上げは、「自分で起業するという選択肢もあって、どんな学校に行っても、自分で考えて好きなことができる」という母としてのメッセージでもある。

また、福祉業界には、若い人が興味を持つことが少なく、その世代のスタッフがなかなか入ってこない現状や、狭い世界のイメージがある。その上、アップサイクルやSDGsに結びつきづらいイメージを持たれる。しかし、それらを関係ないものとしてしまえば、この業界は世の中とさらにかけ離れていってしまうのではないか、と考え社会的に関心が高まっているSDGsに対して少しでも何かできるような仕組みにできたらと語った。

街をすれ違った時に「かわいい」と思ってもらえたら。まずは知ること、興味関心を持つことから始まる。谷口さんは、車椅子カバーがそのきっかけになって、少しずつ世の中を変え、社会のためになっていくことを願っている。

2024年9月ZOOMセミナー登壇決定!

【テーマ】
・介護が必要になったらどうすればいいの?
・自宅での介護、一人暮らしの親に対して私はどうすればいい?

谷口さんをセミナー講師として、
具体的な方法や改善策などを
それぞれのお悩みやお困りに寄り添ってお話していただきます。

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