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アップサイクル・マガジンPhotorapher大西基様|大西さんに聞いた10のこと(前編)

フィーチャーゲストのご紹介

Photographer

大西 基 様

アップサイクル・マガジンの取材で撮影を担当する大西さんは、人物を中心に撮り続けているカメラマン。

いつもフィーチャーゲストのさまざまな表情のカットを抑えてくれます。

どの現場でも、良い意味で緊張感を与えず、その場に調和しているような存在感。今回はそんな大西さんをフィーチャーゲストに迎えました!大西さんのキャリアについて伺いました。

◼︎カメラマンになった理由

東京造形大学で、映像と写真を学べる映像を専攻していました。

当時は映画監督になりたかったのですが、映像の機材に触れる機会は少ないほうでした。集団でやるよりも個人でやる表現が面白いと感じ、写真の道へ進みました。

◼︎キャリアをスタートした時のこと

始めは、ほとんどの人がカメラマンのアシスタントや、スタジオのアシスタントとしてのアルバイトから始めます。

私も5年間は撮らずにアシスタントをしていました。自分の撮りたいものを決めていかないといけない時期にライブが好きだったので、カメラを持ち込んでも大丈夫なライブハウスへ足を運んでバンドの撮影をしていました。

◼︎フリーカメラマンの営業

ライブ入場料を払って、アーティスト達を撮っては、音楽雑誌やロック雑誌の編集者へ営業をしていました。

ファッション雑誌は敷居が高い感じがして入り込めなかったです…。笑

フォトスタジオの先輩が、某有名出版社の編集者へ電話してその場で仕事が決まったこともあります。

好きなことをアピールしていると、そのコミュニティの中で「じゃあ機会を作ってあげるよ」という仕事の繋がりがありました。

◼︎20代後半から30代の活動

その仕事が決まったのは、タイミングが良かったというのもあります。

それまでライブを撮っていた方がやめられて、ポストが空いたんです。

雑誌で20点ほど写真を使ってもらえました。それでまた次の営業をして、別の音楽雑誌に撮影した写真が掲載されました。

◼︎アーティスト達の撮影

それからは、音楽雑誌を中心としてスタジオや路上でバンドメンバーの撮影をしました。

3人のカメラマンで回しながら8年程続いて、その後は若手のカメラマンも増えて、アーティストの撮影は減っていきました。一緒に仕事をしていた編集者の方も独立をされていった時期です。

(後編に続く)

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