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nook株式会社熊澤龍生様|経営を意識した学生時代について

フィーチャーゲストのご紹介

nook株式会社
代表取締役CEO

熊澤 龍生 様

コミュニティは、そこに存在する個人の幸福度に影響する。そのコミュニティのことを、熊澤さんは「トライブ」と呼んでいる。そのトライブの中で、リスペクトと愛を持てる人達と良い関係を作ることが、自分の幸福に繋がり、それは熊澤さんが実践していることでもある。

優劣でなく多様であることが認められるトライブにおいて、ありたい自分でいられることが大切だと考えている。熊澤さんのそれは、「ビジョンに対して大きなものを巻き込んで達成する経営者」だと語る。

少年時代から、経営者という存在を間近で見てきた。酒蔵という立場から、地域に豊かな暮らしを提供するお父様。また、株式会社ディスカバーリンクせとうち様の社長、いくつかのプロジェクトを展開しながら尾道の事業・雇用創出に取り組み、そこで元気に活動する人たち。

代々酒蔵を経営する一家で生まれ育ち、小中高一貫の学校に通った熊澤さん。彼らをロールモデルに、熊澤さんは学生時代から“会社経営”を意識し、チームの中心的な役割を担いながら、コミュニティに対する想いを構築してきた。

文化祭が活発だった中学生時代は、自身がリーダーを務め、アイデアで人を喜ばせたり、そのアイデアが評価されて、携わったメンバー皆で喜ぶというプロセスを、幸せと感じていた。更に、大学在学中には、学部全体でプロジェクトを立ち上げ、社会問題と紐づけながら中古服を循環させる政策提言を行った。その後も、スタートアップを立ち上げ、経営者を意識しながらキャリア選択をしていた。

就職活動が近づいた大学3年生の春には、本格的に「インパクトを与える経営者になりたい」という想いが強くなり、ビジョンを抱ける領域は、高校生時代から自分で組み合わせて楽しんできたファッションだと確信した。「トライブ」に対して、そんなビジョンを掲げながら、熊澤さんは2023年9月に起業し、nookを立ち上げた。

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